約 5,154,399 件
https://w.atwiki.jp/nicomad_srs_event/pages/697.html
[部分編集] http //www.nicovideo.jp/watch/sm8090770 投稿者コメント1.コメント2.コメント3.コメント この作品のタグ:俺作もっと!組 レビュー欄 名前 コメント 俺作もっと!組
https://w.atwiki.jp/sms_wr/pages/4.html
❒1シャイン Story1 おおふうしゃへの みちを きりひらけ りぃす 49.28 http //www.nicovideo.jp/watch/sm22841051 Story2 ボスパックンを たおせ! Story3 がけのうえの どうくつの ヒミツ 内部ポンプ未使用 内部ポンプ使用 レバ天 35.76 http //www.nicovideo.jp/watch/sm24282710 Story4 ビアンコむらの あかコイン chibi 45.14 https //www.youtube.com/watch?v=PIHJukH03AE Story5 ボスパックンの ぎゃくしゅう Story6 よごれた みずうみの ヒミツ 内部ポンプ未使用 内部ポンプ使用 Story7 ニセマリオを おえ! みとん 13.44 http //www.nicovideo.jp/watch/sm24464340 Story8 みずうみの あかコイン 100Coins ❒1ステージ 7枚 name time url 11枚 11枚+青コイン30枚
https://w.atwiki.jp/nagoyabandsession2/pages/61.html
日時: 2011年2月26日(日) 13:00-16:00 延長の可能性もあり 会場: Studio BREAD http //www.ab.auone-net.jp/~bread/ 電話052-304-8566 〒455-0831 愛知県名古屋市港区十一屋2丁目29 参加費: 未定 零次会:未定 二次会:未定 内容: アーティスト・Cocco関連のみ http //www.cocco.co.jp/ http //www.youtube.com/user/Coccochannelofficial ライブスペース風スタジオでのセッションです。 細かい内容は判り次第追記します。 参加者 Vo :おとん、ありか Gt :きぬがさ マフロン5、ショータ、 中村、狸 Ba :やまたけ(幹事) Dr :ひで、ぬし、ノン カジ key :こうもと Cho :チャック 見学:町子 課題曲候補: □遺書□ http //www.youtube.com/watch?v=7tfn2wYjVq4 □強く儚き者たち□ http //www.youtube.com/watch?v=A31DGCwM0m8 □Raining□ http //www.nicovideo.jp/watch/sm4549053 http //www.nicozon.net/watch/nm2646282 □ポロメリア□ http //www.nicovideo.jp/watch/sm4549140 http //www.nicozon.net/watch/sm4549140 □もくまおう□ http //www.youtube.com/watch?v=1rfCe6NODeM □樹海の糸□ http //www.youtube.com/watch?v=5EhR4pBY20Y □RAINBOW□ http //www.nicovideo.jp/watch/sm3306460 http //www.nicozon.net/watch/sm3306460
https://w.atwiki.jp/bizarre/pages/280.html
「…………『法皇の緑』。自分の前に辺り構わず『触手の結界』を張り巡らせ…… 網状にして絡めとり……弾丸の威力を激減させた」 「でも血だらけじゃねぇかッ! 全部防げなかったんだろ!? 急いで傷を埋めて……!? 」 F・Fの手が止まった。いや、俺が止めた。 治療の邪魔をするなと言わんばかりの顔。刺し殺されそうな鋭い視線が今にも俺を貫きそうだ。だが、退くつもりはねぇ。 「止めろ……もう手遅れだ。傷口を塞いだとしても……流れた血液は戻らねぇ。 コイツはお前と出会う前から負傷に負傷を重ねて来たからな……どのみち失血死するぜ」 「ちょっと待てよッ! 確かにアタシと人間の造りは違うけど…… アタシはこれまでどんなに酷い怪我をした奴も皆治療してきた。血液の代用が出来ていないとは限らねぇぞッ! 」 「じゃあ花京院の傷を全部埋めてる間に……こっちがどうなってもいいんだな」 俺は旦那を指差して、F・Fに詰め寄る。 「旦那はスタンド使いじゃあない……ただの人間だ。俺たちよりも脆い。 片や治る見込みの薄いスタンド使い、もう片やほっとけば危険な一般人……どっちを治すかは明白だろうがッ! てめーだって酷い怪我なんだぜ? いくらプランクトンでもこれ以上『身を削る』って大丈夫なのかよ」 「一匹でもいれば『水』がある限りアタシは復活するぜッ! 」 「その『水』がないんだろうがよ……今ここにあるのは支給された『水』だけなんだぜッ! まさか旦那や花京院の分の『水』を使うとか言いだすんじゃあねぇだろうな? 「何言ってんだ……アタシの持ってる水2つ分を使えば……ハッ! そうだ……アタシのディバッグは…… さっきエアロスミスの銃弾を受けて穴ボコになっちまったんだッ! やべぇ、やべぇよぉやべ―――――――――――――」 ドグォオ―――オオオオオオ―z___ンッッッ!!! ……泣きっ面に蜂ってのはこうゆう事を言うんだろうな。 慌ててバッグの所へ走っていくF・Fが光に包まれていく。 その光が……俺にはあの世からのお誘いにしか見えなかった。 それだけ……俺の精神も相当動揺してるってことか。 そんな気分にさせる位の現実が…………今、俺達を包んでやがる。 「熱……い……体が……焼ける………アタシのデェいバッグガァぁ……『火』を……吹いたァ…… まるで……爆、弾でモ……仕掛……けぇられ……てた……みてーに……なん……て、こ、た…… 『ライク・ア・ヴぁーじん』………子、機が……4、コ入っ、てた……それが……えあろすみすの……銃、撃で 破、壊?……仕掛……け……られていた……爆、弾に……引、火……何と、かし、な、いと……皆…治せ、な……こ…… こ、こ、焦げ、るゥ……焦げ……こげ…… コゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲ……」 …………ナランチャ達も行方知れずだしよ……もう、駄目だな……このチームは。 完全解散だ……。 「旦那、ちょっとの間我慢しててくれや……」 俺は旦那を担いでこの忌わしき路地を後にした。 向かう先は【D-6】の病院だ。回復役が死んじまった今……俺にはこれしか旦那を治す手段は無いからな。 悪く思うなよ花京院、F・F……これはてめーらの自業自得だぜ。 お前らを恨んでたわけじゃあねーがよ……だからと言って救う義理はねぇ。 ま、ここまで無事に生き残れたのは素直に感謝してるがな……。 それじゃあな。俺が地獄に行ったら、天国から祝ってくれよ。 ……ん? ……何だ……この大声は……誰かがスピーカーかなんかで喋ってんのか……? ………………………承太郎!? 4時から5時だって!?…………場所は…………なるほどな。 大体……理解したぜ……なるほど仲間集めをしようって腹づもりか。 だが今は旦那を病院に連れていくのが先だ。どうするかはその後考えればいい。 次から次へと……神様は中々休ませてくれねぇな…………。 * * 視界がかすんでゆく……肉体が崩れてゆく……。 ――――どうしたのかね……花京院君。折り入って話がしたい等とは―――― ――――放送までもう時間がありません。ジョースター卿、単刀直入にお話したい事があります。 …………ポルナレフの事です。奴の正体……奴の真意の全てをお話します……! ―――― ホル・ホースは……行ってしまった……ジョースター卿をつれて……。 ――――……なるほど。彼もまた、DIOの腹心だったわけだな―――― ――――僕はこれからF・Fさんやナランチャ君にもお話しようと思ってます。奴を野放しには出来ない―――― ――――……花京院君、その必要はない―――― 最初からわかりきっていた事だったのに……。 ――――彼は……『J・P・ポルナレフ』だよ。正真正銘…………私達の仲間だ。 君が言っているホル・ホースという男とは別人だよ―――― ――――……なぜ奴ををかばうんですかッ!? あいつは絶対に我々を裏切りますッ! ―――― ――――私達が最も憎むべき敵は彼ではない……荒木だ。 今すべき事は……皆が一致団結して奴を倒すことなのだよ。それは彼もわかっているはずだ。 ――――ジョースター卿……あなたはお人好しすぎます!! 奴は心の中であざ笑っている! あなたを! ―――― ――――君がこれから……F・F君達にそんな事を言えば……彼らはポルナレフ君を問い詰めるだろう。 だが、それだけでは終わるとは思えない。一度そんな事が起こってしまえば……。 また誰かが誰かを疑い、問い詰め、争いを起こすやもしれん……。 私は……皆がお互いを信じられなくなるような関係にはしたくはない―――― 僕は……止める事が出来なかった……。 ――――……もうすぐ放送だ。私はこれから1階のロビーに行くよ。F・F君たちがいるはずだ。 花京院君も後でナランチャ君と一緒にロビーに来てくれ。勿論、ポルナレフ君の事は喋ってはいかんぞ―――― ――――……ジョースター卿、あなたの考えはよくわかりました。この事は誰にも話しません―――― ――――ありがとう花京院くん。君は本当に優しい青年だ―――― ――――その代わりに約束してください……『1人で勝手にDIOに会わない』と。 ――――なん……だと? 私が……DIOに?―― ――――まさか気づいていないとお思いですか。あなたは……たった1人で奴と決着をつけようとしている。 DIOは僕達の共通の敵のはずです。1人で全部背負い込もうなんて無茶です。 僕達を巻き込きたくないから? ……ふざけないでください。 卿が僕達に内緒でやろうといている事は……卿のおっしゃる『信じていない』のと同義ではありませんか。 それだけは……止めると『約束』してください。絶対にッ! 僕達を信じたいのなら……僕達を裏切る行為は止めていただきたいッ! ―――― ――――…………君には適わないな…………わかった…………約束しよう―――― F・Fさん…………治、療を……。 * * 俺、ナランチャ・ギルガはアヴドゥルを始末した後もジョンガリ・Aと共にいた。 早くジョージさん達と合流したいところだが、ジョンガリ曰くまずはF・Fさんの捜索が先決らしい。 彼女の持ってる『ライク・ア・ヴァージン』の親機から離れてしまうと、 ジョンガリの手首についている子機が爆発するからだ。 確かに今コイツに死なれたら俺が路頭に迷っちまうからな……付き合うしかねぇ。 「なぁ……ジョンガリよ……F・Fさんは見つかったのか? あんまり黙られても困るぜ」 「お前は俺に縛られた縄をしっかり持ってればいいだろう……俺は自分でこれを外せないんだからな」 「っつっても」 「ムッ! 今何か聞こえなかったか!? 」 「な、何がだよ」 「耳を澄ませろ……これは……」 ――……しは!!!承太郎の支給品!!!ヨーヨーマッです!!! 花京院!!!ポルナレフ!!!アブドゥルに連絡です!!! 承太郎は!!!4時から5時まで!!! 運命の車輪戦の休憩所!!!ダニエル・ダービー戦の戦場に居ます!!! ―― 「い、今花京院とポルナレフって……」 「承太郎……空条承太郎か……我が心の支え……DIO様の宿敵……」 「おいおいジョンガリ…………?」 「…………花京院、アブドゥル…………これは……」 「おいジョンガリ聞いてんのかよッ! おめーまさかあの放送で言ってた場所へ行くんじゃあねーだろーなッ!? 」 「聞いてるぞこの腐れ脳みそ……F・Fの話を忘れたか? 全ては奴と合流してからだ」 「そ、そうかよ……後な、おめーが言わなくても今の話……俺はジョージさんに話すぜ」 「勝手にしろ。どうせこの大きさの音なら奴らも聞いているだろう」 ……なーんか怪しいけど、俺もジョージさん達には早く会いたいし……。 まぁ、アヴドゥルの始末に色々と手助けしてもらったからな……さほど気にするまでもないか。 「おいナランチャ、ちょっといいか? 実は頼みがあるんだが……」 * * ――……運命の車輪戦の休憩所!!!ダニエル・ダービー戦の戦場に居ます!!! ―― ……花京院達との戦闘が終わった矢先にこのような“知らせ”を入れてくるとはな。 荒木……偽者の花京院の次は偽者の承太郎か? 【E-6】を根城にさせまいと私に餌を吊るしたつもりか。 片腹痛い。その手には乗らんぞ。せっかく汗水垂らして得た安息の場を捨てるはずがなかろう。 この【E-6】が見るも無残な景色になるまでは……私の背中が脅かされる環境にならない限りはここを動かん。 ナランチャ達は私がエアロスミスにやられたと勘違いさせたから、しばらくは安心だろう。 エアロスミスの銃撃による街の被害は小さくはないが、隠れる場所はまだいくらでもある。 天ぷらのカスが置かれたネズミとりのように……ここにやって来たネズミ共は確実に潰してやる。 「……なにかの間違いに決まっている…………何かの間違いさ」 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド ……そう、意外とネズミという物は総じて鬱陶しいものだ。 何でも食べるいやしさ……、 場所を選ばず寝る浅ましさ…… ところ狭しと繁殖し続けるしぶとさ…… 食う、寝る、子どもを産むの3つしか行動概念がない。 「ほら……しゃべり出すぞ……今にきっと目を覚ましてくれる……」 そのガツガツしたところが……自身が人間で良かったと私に気づかせてくれる。 やはりネズミはどこまで行ってもネズミだ。潰せる時に潰しておこう。 私と同じく、ヨーヨーマッという者の放送に導かれたネズミめ……これも定めか。 「アヴドゥルさん……そうでしょ?……荒木に操られているんでしょう? し……正気に戻ってくれ! たのむ……アブドゥルさん!! 」 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド 「生きていたか花京院……いや、花京院典明の……まがい物が」 * * 「……再起不能にならなかったのか? エアロスミスの銃撃で」 僕の目の前に立つ男は……僕の死に驚くわけでもなく、相変わらず冷静だった。まるで他人事のように。 思えば彼とは数十日の間しかの付き合いしかない。だが、彼は真に気持ちがかよう人間の1人だった。 承太郎とポルナレフはどこにいるのだろう。ジョースターさんやイギーのことを考えると背中に鳥肌が立つのはなぜだろう。 それは彼らが目的の一致した初めての仲間だったからだ。DIOを倒すという……目的! この世界でもそれは変わらない。荒木を倒すという……目的! いずれは彼らとも気持ちがかよい合っていたはずだ。ジョースター卿、ナランチャ君、そして………… 「アタシが……花京院を治療したんだ。間一髪だったけどな。 ジョースターさんのおかげだ……あの人が自分に支給された水をこっそり置いていってくれたんだ。 花京院の分の水だけじゃあ…………『水分』が足りなかったぜ。マジで感謝してるよ………」 ……F・Fさん。感謝しているのはこちらのほうです。 燃え尽きようとするギリギリの所で、あなたは自分の体の中にあるほとんどのプランクトンを僕に注いでくれた。 ただ……その突貫工事のせいで彼女は首だけになってしまった。 ライク・ア・ヴァージンの爆破の被害も重なって、もとあった彼女の体は水分ゼロの死体となり、 彼女の首輪もライク・ア・ヴァージンの爆発で誘爆してしまったらしい。 今、彼女の生首は……僕の胸部と融合している。自分の体にもう一つの顔があるのは実に奇妙な感覚だが……。 水分共有の為とはいえ……首輪が無くなった代わりに僕の体に寄生しなければならないとは皮肉なものだ。 「いくら命の恩人とはいえ……いや人ではなかったか。そんなにその生首が大事か? 」 せせら笑う友人を僕は黙殺し『法皇の緑』を出現させる。 状況が状況なだけに本来の威力でエメラルドスプラッシュを打ち込むのは難しい。 そして本体が両肩を負傷しているとはいえ、『魔術師の赤』の戦闘力には適うとは思えないからな。 だがやるしかないッ!一瞬だ……全ては一瞬で終わる。近距離で、高圧縮に高圧縮を重ねて! 『おいアヴドゥル。こいつらビビッてるねっ! せっかく背中のハンデがあるのにさぁ~お前よっぽど強いんだねっ! 』 「黙ってろと言ったろうチープトリック。……花京院、貴様何か企んでいるな」 「答える必要はない! 」 背中から聞こえるチープ・トリックのヤジなんぞ気にしている場合じゃあない。 一歩ずつ距離を詰める……アヴドゥルさんは壁にもたれているから横移動しか出来ない。 彼が『法皇』の攻撃を左右に回避できるかどうかギリギリの距離まで、 つまり自分にとっては、彼の「C・F・H」が回避できるかどうかギリギリの距離まで……僕は詰め寄る。 そこに、合図などいらなかった。 「エメラルド・スプラッシュ!」 「C・F・H(クロスファイアハリケーン)ッ!」 * * ……一つの闘いが幕を閉じた。 アタシはただ見てることしか出来なかったけれど……この二人の対峙は忘れないだろう。 徐倫の父親はこんな奴らと旅をしていたんだな。 「終わったな。花京院……アタシ達の勝ちだ」 花京院がホッと胸を撫で下ろしたのか、安堵の息がアタシの頭に吹きかかった。 『魔術師の赤』も動かなくなった。くちばし、両手、両足は完全に封じられている。 「『タイラップスネーク』……『法皇の緑』を糸状にして、『魔術師の赤』の手足とくちばしを縛り上げた。 これでもう炎は出せませんし、アヴドゥルさんは動けません。いつもより高密度の糸ですから千切られませんよ」 最初から『C・F・H』はよける気満々で本当の狙いは生け捕りだったなんてなー……てっきり殺すんだと思ったぜ。 花京院の足下では、当のアヴドゥルが間抜けなポーズで座り込んでいる。 背中が見えないように壁にもたれさせたのは、花京院なりの武士の情けかね。 「アヴドゥルさん……聞いてください。僕はあなたを殺すつもりはありません。 あなたが何故僕達を殺そうとしたかはわかりませんが、何か事情があるのでしょう。 しかし出来れば……アナタに協力してもらいたいのです。荒木、DIO打倒の手助けを」 ……はあああ!? 何言ってるんだよ花京院ッ!? 依頼はともかく理由を言えーーッ!! 「あなたならきっと妙案を思いつくはず。 ……この街は謎だらけです。あなたは何故生きているのか……? そしてF・Fさんは首輪が破壊してもどうして何事もなく生きていられるのか……? 首輪なんて彼女には何の脅威にもならない事くらい荒木だってわかっていたはず。 とにかく……僕はあなたを僕達の仲間として改めて迎えいれたいのです……ナランチャ君は怒るでしょうけど」 もう……びっくりし過ぎて声が出ねえ……どんだけお人好しなんだよ……ハッ! 「もしジョースター卿がここにいたら……きっと僕と同じ事をしたと思うんです。 あなたは僕を信じていないかもしれませんが……僕はあなたを信じますよ。それが『仲間』でしょう? 全ては……そこから始まるんですかっ……ら」 ……すげー……すげーよ花京院。お前のような奴を……本当の仲間っていうんだろうな。 過去にアタシと戦った徐倫を見てるみてーだ。あの時も……アタシはこんな感じで生首状態だったんだよな。 アヴドゥルは声には出してあいが、顔を見れば驚いていることがありありとわかる。 そりゃそうだよな。仲間のアタシだってびっくりしているんだから。 まぁ……これでひとまず一件落着ってところか。 アタシも本格的に回復しないと皆の治療は出来ないし、ジョージさん達も探してぇ(ポルナレフは後でボコるがな)。 「なぁ花京院……そろそろジョンガリにやった時みたいに『法皇の緑』を侵入させたらどうだ。 アヴドゥルの体内によ……今のお前じゃ運ぶ気力はねぇだろ? 」 その時、アタシの頭にポタポタと何かが垂れてきた。なんだ? 雨……か? こんな街でも雨が降るんだな。荒木が支配した世界だから常に晴れ模様だと思ったのに。 今のアタシは顔を見上げる事が出来ないから雨が見えないのが残念だが、これで完全回復が出来るぜ。 「なぁ花京院……アタシ達はマジで運が良いよなぁ……? 」 * * 「お~いジョンガリィ……どうだ? 色々とわかったかよ?」 「ああ、色々とわかった。これでお前のスタンドの基本性能は把握した。 弾丸のスピード、射程距離、破壊力……面倒をかけたな」 「別にいいって……しっかしジョージさん達遅いよなぁ……全然現れる気配がしねぇ。 やっぱり何かあったんじゃあねえか? その腕輪も警報鳴らさなくなったしよぉ」 「わからん……だがこの腕輪はF・Fと俺が近づきすぎると警報を鳴らさなくなるからな……」 ヨーヨーマッというスタンドからの放送を聴き終えた俺達は、しばらく【E-6】の端にいた。 ライク・ア・ヴァージンが爆発する様子もないし、いずれジョースター共がここに来るだろうと考えた。 そして奴らが俺達の所に来るまでの時間稼ぎの為……ナランチャに頼んでエアロスミスの性能を調べさせてもらったのだ。 だがこれは建前。 ナランチャにはまだ話していないが、我がマンハッタン・トランスファーは弾丸の進行方向を変える能力がある。 エアロスミスの弾丸が俺のスタンドでも運搬可能なのか……これが本当に調べたかった事実。 スタンドの発射する弾丸にそれが通用するかどうかは微妙な線だったが……どうやらこの世界では可能らしい。 嬉しいよ。これで俺はますますナランチャを利用できるんだからな。 ライフルの時のように一度に何発まで転送可能なのかはわからんがな……少なくとも転送は可能なわけだ。 しかし……てっきりジョースター共と一緒にいると思っていたのにな。 風の流れでお前達を発見した時は本当に感動したよ。 エアロスミスがアヴドゥルを攻撃して間もなく、俺の体に巻きついていた『法皇の緑』がほどけて消えた時…… まさかとは思ったが……よりによってアヴドゥルと行動を共にしていたとはな。……どうゆう風の吹き回しだ? 俺は風の流れを察知する。アヴドゥルは……仕留め損ねたみたいだな。ナランチャには黙っておくか。 これで二回もミスをしたことになる……チッ、久々の転送能力の使用で勘が鈍ったのだろうか……。 流石にもう一度狙撃したらバレるかもしれん……まあいい。弾丸は確実に頭部を破壊したのだからな。 誰も俺が暗殺をした事実に気づいてはいまい……弾丸を撃ったナランチャ本人ですらな……クックックック…… これでカリは返したぞ……………花京院典明!! * * * * 「うわああああああ花京院ンンンーーッ!!しっかりしろぉーーーッ!! 」 ……何が起こったのかわからなかった。 私、モハメド・アブドゥルを説得していた花京院典明が……気がつけば頭から血を流し、脳漿を垂らしていた。 当然奴の体はそのままバランスを崩して地面に倒れ臥す……私を拘束していた『法皇の触手』もボロボロになって消えた。 今は……生首女が花京院に大声で叫び続けているが、返事はない……まさに一瞬だった。 生首女は私の顔を睨み付ける。奴の髪は花京院の頭から流れた血ですっかり真っ赤に染まっていた。 だが、私には何も言い返すことができない。 私にも状況が理解できていないことは……向こうにもわかっているだろうがな。 「アヴドゥルッ!てめーの水をアタシに借せッ! てめーの水分を利用して花京院の傷を治療するんだ」 何を……馬鹿な事を言ってるんだコイツは。頭が吹っ飛んで脳が出ているんだぞ。治療もクソもない。 しかも私の体から水分を抜くだと……ふざけた事を言ってくれるな。 そんな言い分が通ってたまるか。ただでさえ私はコイツ……花京院のことを疑っているのに。 だが……気になるといえば気になる。偽者にしては……意外にも正義の意志を私は感じた。 それほどまでに……精巧につくられているのだろうか……昔戦った『審判』の土人形ですらここまでのレベルでは……。 ――……この街は謎だらけです。あなたは何故生きているのか……? そしてF・Fさんは首輪が破壊してもどうして何事もなく生きていられるのか……? ―― うーむ……反論したい事もあるが、確かにこの世界は不思議なことばかりだ。 荒木も一度私の炎をかき消しているし……一体全体どうなっているんだ? 「おいッ! 時間がないんだよアヴドゥルッ! 水分ならなんでもいいんだよボケッ! お前の体でもいいんだよォォ水分があればァァ……さっさとよこせよコン畜ショォォッ!? 」 「……調子に乗るなよ下等生物がッ! 頭部を破壊されて無事な人間がいるか……それとも何か? この花京院は水をかけたらすぐ元に戻る土人形とでも言いたいのか? 確かにこいつが言っていた謎や仲間云々には一理あるが……だからといって偽者を治す義理はないッ! 第一何故この私が見ず知らずの貴様なんぞの頼みを受けねばならんのだ………… プランクトン如きが偉そうな口ぶりで命令するんじゃあないッ! 」 下等生物を横目に私は花京院からディバッグを奪い取る。 そして私が合図を送ると、『魔術師の赤』は目の前にいるうるさい生物に炎を炸裂させた。 炎は段々花京院の死体にも広がっていき……一気に全てを焼き尽くしてゆく。 「うおぁぁぁぁぁぁぁぁみんなァァァァ徐リィィィィィィン………………」 奴が黒コゲを通り越し完全に消滅してゆくのを確認し、私はバッグの荷物を確認する。 肩が少しばかり痛むが我慢して調べてみるとそこには食料一式、アーミーナイフか。 食料意外、どれも私には必要のないものだな。ついでだ、こいつらもまとめて焼却処分してしまおう。 「ん?……何故だ? これは……CDか?それも二枚。何故だ?ナイフは黒コゲになったというのに……。 まるで壊れていない……これはいつからあったんだ? ……まあいいか。別にこんな物に興味はない」 ……こうして、新たな食料を手にいれた私は今、偽者の花京院との決闘の場を後にしようとした。 しばらくはこの【E-6】に潜伏しよう。街が崩壊して隠れる場所が無くなったらまた考えればいい。 ん?……そういえばチープ・トリックはさっきからずっと黙りっぱなしだな。まさか消えたなんてことは……。 『何こっちを見てんだよ……喋られたら困るんだよねっ? だから黙っててやったんだからねっ! 勿論……誰かとまた遭遇したら能力説明するんだけどねっ……』 やはり現実はそう甘くはないか。 こんな事だったら支給品をちゃんと確認しておいて、紙を誰かに開けさせるんだった。 ……あの半狂乱のハンサム男とかにな。 * * ハアッ……ハアッ……冗談じゃあねぇ……冗談じゃあねぇよォ……。 広瀬康一……なんて事しやがるんだよォ……ゲームに乗ったとか、スタンドで言い触らしやがってッ! 畜生……耳が痛ぇ。 おかげでどいつもこいつも容赦無く俺を襲ってきやがるゥ……もう嫌だ、俺はもうゴメンなんだよォ。 仲間呼び集めたきゃ勝手にやっててくれよォ……そんなに人を殺したいんなら俺以外の奴を殺ってろよォッ! あのブ男……『ホテルから出てきた奴らを襲うフリをしろ』とか無茶な命令しやがって……。 危うくこっちは死にそうだったんだぞッ! 火……火…火ィィィ……火なんかッ使うんじゃねぇよッッ……。 ああ……もう、限界だ………隠れよう……街の外れに……ひっそりと隠れよう……。 あそこがいいな……あの別荘地帯の辺りなら……流石に誰も来やしないさ……きっと……。 【別荘地帯への道(D-7)/一日目/日中~午後】 【噴上裕也】 [スタンド]:『ハイウェイ・スター』 [状態]:無傷。疲労。全身に返り血。錯乱。耳が痛い。 [装備]:無し [道具]:無し [思考]: 1)死への恐怖 。康一のエコーズの断末魔が他の人に聞かれていないか不安。 2)特に、ジョースター一味やリキエル達に出会い、殺される事への恐怖。 ※噴上の走り去る方向は北(別荘地帯)です。 ※ヨーヨーマッの放送は聞いてました。 【お人好し過ぎる司令塔をフォローする会(会員2名・非会員ジョージ他1名)A班】 【杜王町東の病院の近くの道(E-6)/1日目/日中~午前】 【ジョージ・ジョースター1世】 [スタンド]:なし [時間軸]:ジョナサン少年編終了時 [状態]:腹部に一発銃弾が被弾。未治療。 [装備]:レミントン2連装デリンジャー(予備弾あり)、トニオさんの包丁 [道具]:支給品一式(狙撃銃の予備弾、水はありません)ライター [思考・状況] 1) 気絶? 2)【E-5】へ拠点を移し、今後の策を練る。 3)危険人物相手には実力行使もやむを得ないが、出来る限り争いは阻止 4)荒木の打倒 ※『ホル・ホースの正体を花京院がバラさない』の交換条件として『第三放送後一人でDIOに会わない』に合意しました。 ※ホル・ホースの正体に気づきましたが、知らない振りをしています。 ※アヴドゥルが炎の探知機が使えることをしりません。 【ホル・ホース】 [スタンド]:『皇帝』 [時間軸]:エジプトでDIOに報告した後 [状態]:軽い怪我は全身にしているが、F・Fの治療により大体健康 [装備]:狙撃銃(フル装填) [道具]:支給品一式 [思考・状況] 1)旦那……しっかりしな。 2)病院へ行こう。アヴドゥル、ナランチャ達とはこのまま会えなくなってもいい。 3)第三放送後に杜王グランドホテルへ行く予定だが、あくまで予定。 4)ジョージを上手く利用してとにかく生き残りたい ※ジョースター卿が、DIOの父親ということはやっぱおかしいと思っています。 ※DIOから『ジョナサン・ジョースター』の名を『肉体を奪った相手』という情報と、 プッチ神父がDIOの仲間だという事を忘れています。(ナランチャの伝言を聞いてもピンとこなかったようです) ※アヴドゥルが炎の探知機が使えることをしりません。 【お人好し過ぎる司令塔をフォローする会(会員2名・非会員ジョージ他1名)B班】 【市街地(E-6)/1日目/日中~午前】 【ナランチャ・ギルガ】 [スタンド]:『エアロスミス』 [時間軸]:ヴェネチア入り後 [状態]:失明(F・Fの処置により傷は塞いだが、視力は全く回復していない) [装備]:ヌンチャク、ハート型の飾り(@DIO) [道具]:支給品一式 ・拾ったガラスの破片 [思考・状況] 1)ジョージさん、F・F達と合流したい。 2)1の後、E-5へ移動する。 3)DIOは恐いが、DIOを恐れて人を殺すのはもっとイヤだ。 4)ブチャラティやジョージさん達に会いてぇ。まさか、俺みたいになってねぇよな? 5)色々ありすぎてこんがらがってきた。わけわかんねぇ。 ※ナランチャは、マンハッタン・トランスファーの能力を『気流を読んで情報収集』だと思ってます。 銃弾の進路を曲げ、中継する能力をまだ知りません。 ※アヴドゥルが炎の探知機を使えることを知りません。 ※アヴドゥルは始末したと思っています。 ※自分が花京院を殺したとは気づいてません。 【ジョンガリ・A】 [スタンド]:マンハッタン・トランスファー [時間軸]:徐倫にオラオラされた直後 [状態]:胴にF・F弾の傷(止血はして貰ったが、F・Fの治療は無し) 両手を縛られた状態。 逃げられないようにナランチャが縄紐をしっかり持っている。 [装備]:無し [道具]:『ライク・ア・ヴァージン』子機(右手首装着) [思考]: 1)F・F(『ライク・ア・ヴァージン』の親機)を探した後、【E-5】に行く。 2)ナランチャを利用して、ディオ以外の人物の抹殺。 3)DIO様の伝言は何か、ナランチャから訊き出す。 4)3の後、こいつらから逃れる術を見付ける。(ヨーヨーマッの放送も意味も気になる) 5)徐倫の名前が放送で呼ばれたら、その12時間後に『トラサルディー』へと舞い戻る。 ※ジョンガリはアヴドゥルが炎の探知機を使えることを知りません。 [備考]:『ライク・ア・ヴァージン』子機×1 『ライク・ア・ヴァージン』は、優勝者が身につけていた場合、『荒木』が解除してくれます。 それ以外の方法では事実上『解除』は不可能に近く、親機から50m以上離れた子機は爆発します。 威力は手首を吹き飛ばすに十分なもの、下手すれば死ぬこともありえます。 また、爆発の前や親機から離れすぎると警報音が鳴り響きます 【E-6】のどこかに黒コゲになった親機がありますが、警報が鳴らなくなった理由はF・Fの首輪の破壊です。 これにより持ち主=死亡と誤認されたために機能凍結し、アヴドゥルが燃やした事により機能停止しました。 【市街地(E-6)/一日目/日中~午後】 【モハメド・アヴドゥル】 [スタンド] 『魔術師の赤』 [状態] 両肩破壊。両肩にダメージ。両腕が辛うじて動かせる程度 [装備] 背中に『チープ・トリック』 [道具] 支給品一式(食料のみ2人分) [思考・状況] 1)『ゲーム』全てを自分の幻覚の世界だと思い込み、スタンド能力の本体である荒木を倒そうとしている。 2)登場人物は全て荒木のスタンドの一部なので、全員自分を騙し攻撃しようとしていると思い込んでいる 3)街が崩壊するまで【E-6】で潜伏。待ち伏せて敵を倒す。 ※アブドゥルは『チープ・トリック』の存在に気づいています。 ※花京院の言っていた言葉がちょっと気になっています。 ・自分が生き返ったという花京院の意味 ・F・Fの首輪に対する謎 ※アヴドゥルは、マンハッタン・トランスファーの能力を『気流を読んで情報収集』だと思ってます。 銃弾の進路を曲げ、中継する能力をまだ知りません。 ※【E-6】の花京院の遺体とF・Fが燃えた尽きた物の側にはこれらが放置されています。 ・アーミーナイフ(黒コゲ) ・フー・ファイターズのスタンドDISC(スタンド能力が使用可能になるかはわかりません) ・フー・ファイターズの記憶DISC (体内に装備すると『F・Fがアヴドゥルに燃やされるまでの記憶』が見れる可能性があります) ※・『ライク・ア・ヴァージン親機』は【E-6】のどこかにありますが、 F・Fがライク・ア・ヴァージン子機×4の爆発に巻き込まれた為、黒コゲになっています。 【花京院典明 死亡】 【F・F 消滅】 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 94 《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その② 花京院典明 94 《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その② ナランチャ・ギルガ 98 因果 94 《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その② ホル・ホース 98 因果 94 《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その② ジョージ・ジョースター1世 98 因果 94 《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その② F・F 94 《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その② ジョンガリ・A 98 因果 94 《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その② モハメド・アヴドゥル 98 因果 94 《UNLUCKY COMMUNICATIONS》 その② 噴上裕也 102 『誤解』と『信頼』
https://w.atwiki.jp/ameba_pigg/pages/2092.html
Lucky Four Leaf Cap stpatricks_hat_clovercap_gn_1003.swf St. Patricks Day 2010 New York Central Park Green Fountain Unisex Fashion Other 1200 Gummies
https://w.atwiki.jp/nicobookmark/pages/83.html
■ トップページ アニメ けいおん! けいおん! 平沢唯 澪澪嫌シリーズ 律 うんたん NO,Thank You! Don't say “lazy” けいおん! tag けいおん! nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 平沢唯 nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 澪 tag 秋山澪 澪嫌シリーズ tag 澪嫌シリーズ nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 律 tag 田井中律 nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) うんたん tag うんたん nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) NO,Thank You! tag NO,Thank_You! nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) Don t say “lazy” http //dic.nicovideo.jp/a/don%27t%20say%20%E2%80%9Clazy%E2%80%9D]] tag Don t_say_“lazy” nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) link[[ mylist[[ community[[ back
https://w.atwiki.jp/nicomad_srs_event/pages/1679.html
http //www.nicovideo.jp/watch/sm30331938 作品名: 作者名:per_second 作者コメント: よいお年を。 この作品のタグ:第10回ニコニコ紅白MAD合戦「黒組」 レビュー欄 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kagakyon/pages/1046.html
「あれ?」 気が付くと、とんでもない場所にいた。 一面の荒野に果てはなく、地平の向こうはどうあっても見渡せない。 絶え間なく吹く風は黄砂を運んで目に痛い。 「――――――――」 そのただ中にいて、ぼんやりと立ちつくした。 別に慌てる必要もない。 この風景は知っている。 なにしろ以前、夢で見た覚えがある。 前回は全裸の古泉がいたがな ならこれも夢なのだろうと納得して、目が覚めるのを待つことにした。 「――――?」 不意に、腕に違和感が走った。 かちん、という鉄の音。 なんだ、と袖をめくると、そこには 剣そのものになった、自分の片腕があった。 「っ!!!!!」 目が覚めた ここが自分の部屋だと認識するより速く、まず右腕を確認した。 「あ――――え?」 ……大丈夫だ。 右腕はちゃんと右腕をしている。 硬い感触でもなければ、剣になっている訳でもない。 だが左腕の感覚が鈍い 「…………ん」 こなたサン、なんで左腕を枕にして人の布団で寝てやがりマスカ Fate/unlucky night ~四日目 「――――夢、だよな」 軽く現実逃避 だが左腕の痺れが現実だと物語っている とりあえずこなたを起こすとしよう 「おい、起きろこなた」 「ん~~~、もうお腹一杯で食べれないよ」 「ええい、ベタなこと言ってないでさっさと起きろ」 「ふぁ~、おはよキョンキョン」 「ああ、おはよう……じゃなくってだな。何で俺の布団で寝てるんだ」 「ギャルゲーでよくあるシチュじゃん、一回やってみたかったんだよね」 やれやれ、ツッコミどころ満載だが面倒なので放置しておく 時刻は六時前。 今日は、情報収集を兼ねて学校に行くことになっている 四人分の朝食の支度にかかるには、ちょうどいいぐらいだろう。 物音を立てないよう居間に向かう。 ?、台所に誰か居るようだ かがみか?まさかの古泉か? 「あ、おはようキョン君」 台所にいたのはつかさであった そういえば昨日こなたが言ってたな 一年半くらい前から主人公の家に毎朝通っている後輩がいるから その役の人が朝から家に来るかもしれないと で、それがつかさだっていうことか その後、黒井先生が朝食に乱入したりなどのいざこざがあったが無事に 学校へとたどりつくことができた こなたと古泉は家で留守番をしている 必要があれば令呪だかを使ってどちらかその場に呼び出して もう片方が駆けつけるという作戦だ 「っ!?」 校門を越えた途端になんとも言えない違和感を感じた 甘ったるいとかそんな感じの 「なあ、かがみ」 「ええ、学校に結界が張ってあるみたいね」 学校に結界……? 「待て。学校に結界って、それはまさか」 「まさかも何も、他のマスターが張った結界ね かなり広範囲に仕組まれた結界で、発動すれば学校の敷地をほぼ包み込むわ 種別は結界内にいる人間から血肉を奪うタイプ」 「――――――――」 なんとも言えない違和感を感じたが、アレがそうだっていうのか? だが、という事は―――― 「つまり―――学校に、マスターがいる……?」 「そう、確実に敵が潜んでいるってわけ。分かったキョン」 いつ敵に襲われてもおかしくないってことか 「いい? この結界はね、発動したら最後、結界内の人間を一人残らず溶解して吸収する代物よ わたしたちは生き物の胃の中にいるようなものなの ……ううん、魔力で自分自身を守っているわたしたちには効果はないだろうけど、魔力を持たない人間なら訳も分からないうちに衰弱死しかねない この結界が起動したら、学校中の人間は皆殺しにされるのよ。分かる? そういうふざけた結界を準備させるヤツが、この学校にいるの」 「―――――――――」 一瞬だけ視界が歪んだ 言葉を出来るだけ明確にイメージしようとして、一度だけ深呼吸をする 不出来なイメージながらも最悪の状況というものを想像し、それを胸に刻みつけて、自分の置かれた立場を受け入れる 「話は解った。それで、その結界とやらは壊せないのか」 「この学校に潜んでるマスターを倒すしかない。けど捜すのは難しいでしょうね。この結界を張られた時点でそいつの勝ちみたいなものだもの あとは黙ってても結界は発動するんだから、その時まで表には出てこない。だから、チャンスがあるとしたら」 「……表に出てくる、その時だけって事か」 「え――――?」 その目眩は、唐突に 吐き気をともなって、全身を打ちのめした 胃が蠕動する 感覚が逆しまになる 眼球に血が染み込んだかの如く、見るもの全てが赤色に反転した 気温は何も変わっていないというのに、体だけが異様に熱い 校舎のまわりは、一面の赤だった この学校だけがポッカリと切り取られたように、赤い世界に覆われている。校舎は、赤い天蓋に仕舞われた祭壇だった 思わずかがみと顔を見合わせた 「かがみ、今のは」 「結界が発動したようね」 即座に駆けだす 「待ってったら! 一人で先走ったら危ないわよ!」 「そんな場合か!」 「わかってるわよ! だから危ないって言ってるんじゃない、ばか!」 ふらつく足を、理性だけで抑えつけて教室に入る 机に座っている生徒は一人もいない 生徒はみな床に倒れ床に伏している ―――まだ息はある 誰もが救いを求めるように痙攣している まだ死者はいないようだ 冷静に対応、倒れている生徒たちを観察する 息が苦しい、といっても呼吸ができない訳じゃない 体が衰弱しているだけなら、急げばまだ助けられる そうして身近な生徒の顔を確認した矢先、カチン、と頭の奥で音が鳴った 「―――肌、が」 溶けている 全員という訳ではない 個人差があるのだろう。衰弱が激しい生徒は、肌が溶け始めていた どろり、と ケロイドのように爛れた腕と、死んだ、魚のような眼 左腕が疼く 手の甲に刻まれた令呪が、すぐ近くに敵がいるのだと知らせてくる 「は、あ…………!」 乱れた呼吸のまま走った 「やあキョン。君もマスターだったんだね」 廊下の先 C組の教室の前に、国木田は立っていた 腕が疼く あそこで立っている男が元凶だと、令呪が訴えかけてくる 「――――これはおまえの仕業か、国木田」 満足に呼吸もできず、立ち止まって睨んだ 「だったらどうすると言うんだいキョン」 「―――――止めろ」 吐き気はとうに収まっている。 はっきりと国木田を見据えて、それだけを口にした。 「止めろ? 何をだい? まさかこの結界を止めろ、だなんて言ってるんじゃないよね? 一度起こしたものを止めるなんて、そんな勿体ないコトできないな、僕は」 「止めろ。おまえ、自分が何をしてるのか分かってるのか」 完全に切り替わった ガギン、と 頭の中で撃鉄が落ちて、完全に、体の中身が入れ替わった 「――――最後だ。結界を止めろ、国木田」 「分からないヤツだね。これは戦争なんだよ。そんなに気にくわないんなら力ずくでやりなよ、キョン」 「―――そうか。なら、話は簡単だ」 つまり。 この結界を止める前に、おまえ自身を止めてやる。 体が弾けた。 体は火のように熱い。 国木田までの距離は二十メートルもない。 今の自分ならそれこそ一瞬だ。 体には、魔術回路を通した時とは比較にならない程の活力が漲っている―――― 「フッ、本当にバカだねキョン――――!」 影が蠢く 廊下の隅に沈殿していた影が、カタチをもって蠢き出す 黒一色で出来た刃 近づく物を斬り伏せる、断頭台のような物 それがどんな魔術によるものかは知らない 沸き立った影の数は三つ ブン、と風を切って迫ってくる三つの刃 「――――、バカはあんたよ国木田……!」 「な……!?」 折り重なる三つの影はかき消された どうやらかがみが追いついてきたようだ なら問題はない 「国木田――――!」 踏み込む。 あと数歩、三メートルも踏み込めばそれで――― 「っ、やめろ、来るな……!」 逃げる国木田 その背中に腕を伸ばした刹那 「――――!」 全身に悪寒を感じて、咄嗟に腕を引っ込めた 空を切る軌跡 さっきまで俺がいた空間を断つ、黒い刃物 「っ……!」 足が止まる。 何処から現れたのか、目の前には、 この毒々しい赤色さえ薄れるほど、禍々しい黒色の女性がいた 「あ――――」 それは、鞭を持った女王様のような服でアイマスクみたいなものをしている高良みゆきであった 「え……みゆき!?」 親友が敵だということに動揺するかがみ 先ほどの影なんて比較にもならないほど、圧倒的な死の気配を持っていた 「い、いいよライダー……! 遠慮いらないよ、そいつは殺っちゃっていい……!」 高良の姿が霞む 咄嗟に後退する。 まずは態勢を立て直して、その後に結界を止めさせなければ―――― 「がっ……!?」 何が起きたのかさえ理解できず、ただ必死に後退する それでも、判らないまま必死に腕をあげて、首筋だけを庇いきった 「ずっ……!」 腕に刃物が突き刺さる 骨を削るギチ、という鈍い音が、次は殺すと告げていた 「は、く――――っ!」 かがみは驚きの余り放心状態で援護は期待できない 両手で急所だけを庇って、必死に後ろへ後ろへと逃げていく 「ひ―――ぎ…………!!!!!」 耳障りな音をたてて、刃物が体中を切り裂いていく 視界は、自分の体から巻き起こる血煙で塞がれていた その合間に 視認さえ出来ぬ速さで迫ってくる 「ぎっ…………!」 斬りつけられる度に、自分とは思えない声がこぼれる。 それでも懸命に、何十回と死に至る一撃から命を拾って、必死に後ろへと逃げ続けた。 「は――――はあ、はあ、あ――――!」 自分が何をしているのか判らない。 短刀を受けているのはいつの間にか投影した白と黒の双剣 服はやぶれ、肉はとうにズタズタになっている 首、眉間、心臓へと放たれる一撃を必死に受ける そこに自分の意志などありえない。 体は死にたくない一心で、必死に反応する。 「あ――――あ、は――――」 とうに息はあがっている いずれ力尽き、追いつかれて死ぬだけだ 「ぐ――――あ、っ――――!」 今は一刻も早く国木田を捕まえて、このくそったれな結界を解かせなくちゃいけないっていうのに、なにを――――! 「なにしてるんだライダー。 もういいだろ、さっさと斬り殺しちゃえよ。どうせ何もできないんだからさ、そいつは」 勝ち誇った声 それに頷いて、高良は一際大きく短刀を振り上げた ―――確実に脳天を狙った一撃 避ける事などできない 俺にできる精一杯の事は、せめて急所を外す程度だ 「っ…………!」 肩口―――鎖骨の下に、短刀が突き刺さる 一際高い金属音と、チィ、という舌打ち 「え……?」 なんだ……? 高良の短刀の先が、ボロボロと刃こぼれしている――― 「……驚きました。私の刃物では殺せないようですね」 動きが止まる。 その、ただ一つ生じた隙をどう生かすかと思考した刹那。 「――――なら、落ちて死んでいただきます」 ハンマーで叩かれたような衝撃を受けて、窓から外にたたき出された。 「が――――」 腹に一撃、回し蹴りを食らっただけ。 それだけで体は大きく弾けて、窓を突き破って空中へと投げ出された。 「キョン!!」 かがみの叫び声…… 地上三階 もう放っておいても出血多量で死ぬだろうに、この高さからたたき落とされたらトドメになる いや、すでに人間を数十メートル吹っ飛ばす一撃を受けた時点で、通常なら死に至ろう 「ぁ――――あ」 腕を伸ばす まだ落下していないのか、それとも死の間際の錯覚なのか 体は、未だ空に留まっている 空は赤く 校舎はどくどくと脈打ち、生き物の胃のようだ 助けを求める 空と地上の狭間、時が止まったかのような思考の海で、左手の刻印に望みをかける ―――落下まであと一秒 常識の秤では逃れられぬ死を必ず覆してくれると信じ 「っ―――頼む、来てくれこなた……!」 渾身の力を込めて呼んだ 令呪が消えていく 同時に出現する、空間のうねり 空間に現れた波紋をぶち破るように、銀の甲冑に身を包んだこなたが飛び出してきた 「キョンキョン!?」 銀の甲冑が駆け抜ける 突如校庭に現れたこなたは、この事態に驚くより早く落下する俺を認め、 「っ、ふ……!」 地面に叩き付けられる直前で、俺の体を受け止めてくれた 「ぁ……ぐ……すまん、助かっ、た」 血まみれのまま、なんとか地面に降りる 落下を免れたとは言え、切り刻まれた体はとっくに限界を迎えている 「は――――、あ―――、っ……!」 だが倒れてなどいられない 感覚のない手足に鞭をうって、無事と見せる為に胸を張った 「―――説明している暇はない。状況は判るな」 「待って。それは判るけど、その前に――――」 「頼む。アイツは、おまえでしか倒せない」 「だめだよ、治療が先。このままじゃ死んじゃうよ」 「―――それは違う。先にやるべき事があるだろう」 俺の事なんかより、今は一秒でも早く結界を解除する それ以外に優先すべき事なんてない 嫌がるのなら、二つ目の令呪を使うだけだ 「っ…………」 こちらの決意が伝わったのか 仕方なげに言葉を飲んでくれた 階段を駆け上がる 国木田がいるのは三階だ 三階に留まっているのは令呪の反応で判る 三階の廊下に金属音が響いている 「古泉か……!?」 二人がかりなら後れを取る事はないだろう 「任せた……! だが深追いはするな、国木田を止めればそれで終わる……!」 脇をすり抜けて走る。 廊下を走る 視線の先にはうろたえる国木田の姿 「……さすがに手ぶらじゃ不利か――――!」 武器になるとしたら長柄のモノ、ならば 「――――投影開始」 走りながら魔力を通す 雑念が無い為か、それとも余分な事をするだけの体力がないのか まるで息をするような自然さで、剣を投影する 影が沸き立つ あれほど傷つけられたというのに、体に鈍さは感じない 加えて、今は武器すらある ならば、襲いかかってきた影をすべて叩き切る 剣はそれで折れたが、急造の武器では仕方ないだろう それに、ここまでくればそんな物も必要ない―――! 「国木田――――!」 真っ正面から殴りつけた。 ズタズタに裂かれた腕は、それだけで失神しかねない痛みを生んだ 腹を殴って、そのまま壁に押しつける 「く、この……!」 俺の腕を振り解こうと手を伸ばしてくる その腕を、ノータイムで蹴り飛ばした ……まずい 気を抜けばこっちが意識を失いそうだ まだ手足が動くうちに、早く―――― 「うっ……!」 髪をつかみ、そのまま壁に押しつける。 「―――悲鳴は後だ。いますぐ結界を止めろ」 「ふ―――ふざ、ふざけるな、誰がおまえなんか、の」 残った腕で国木田の喉を掴む。 「なら結界の前におまえの息の根を止めるだけだ。どっちでもいいぞ、俺は。早く決めろ」 喉を握った腕に力を込める。 ―――体内に巡った魔力のおかげだろう。 この程度の首なら、なんとか折るぐらいは出来そうだ。 「は―――デタラメだ。そんなコトできるもんか。そ、それに僕はまだ誰も殺してない。ただみんなから少しだけ命を分けてもらっただけ――――」 「―――わかった。じゃあな」 腕に力を込める 躊躇いはしない だが、わずかだけ同情があった。 「ま――――待て! 待ってくれ、わかった、僕の負けだ……! 結界はすぐに止める、止めるから……!」 「………………」 喉に込めた力を緩める。 「っ―――はぁ、はぁ、はぁ……。ライダー! ブラッドフォートを止めろ!」 遠く離れた高良へ叫ぶ国木田 「――――――――」 返事はない ただ、今の言葉で高良は一歩引いている 短刀を下げ、かすかに唇を動かす 「……これでいいんだろう。この結界は特殊らしくてね、一度張った場所にはそう簡単に張り直せないらしい。 ……もうここに結界を張る事はないんだから、その手を離してよ」 「そうはいかん。勝った以上はこっちの言い分に従ってもらう。令呪を捨てろ。そうすれば二度と争う事もない」 「そんな真似ができるもんか! 令呪がなくなったらライダーを従えられない。そうなったら、僕は」 「令呪を捨てないのなら、その腕を切り落とす。それでマスターの資格はなくなるそうだからな」 「は……? 腕を切り落とす……?」 国木田は心底不思議そうに首を傾げる それは芝居なんかじゃなく、本当に俺の言っているコトが判らないようだった 「いや、だから――――」 「離れて……!」 こなたの声 国木田から手を放して後ろに跳ぶ 同時に、俺がいた場所に短剣が振るわれる 「ラ、ライダー……!?」 「―――下がりなさいマスター。この場から離脱します」 「下がって……! 結界維持に使っていた魔力を全て解放するつもりだよ……!」 「……!? 魔力を解放する……!?」 見れば、確かに様子はおかしい。 対峙していた筈の彼女が突如ここに現れた事といい、全身から放たれる冷気といい、今までとは威圧感が段違いだ。 「ラ、ライダー……!? なに考えてんの、キョンのサーヴァントにさえ勝てないクセに勝手なコトしてんじゃない……!」 「はい。確かに私では勝てません。 ですがご安心を。私の宝具は他のサーヴァントを凌駕しています。たとえ相手が何者であろうと、妨げるコトはできないでしょう」 短刀が上がる 「な――――」 驚きで声を漏らした あろうことか、自らの首筋に短刀を押し当て―――― それを、一気に切り裂いた ……飛び散る鮮血 黒い装束に身を包んだ高良の白い首筋から、夥しい量の血が噴き出していく 「な――――なに、を」 マスターである国木田でさえ、高良の行動に息を呑んでいた サーヴァントが人並み外れていると言っても、アレでは致命傷だ 大量の血を失い、自ら消滅するだけではないのか 「っ……!?」 だが、それは知らぬ者だけの杞憂 まき散らされた血液は空中に留まり、ゆっくりと陣を描く それは、血で描かれた魔法陣だった 見たこともない紋様 たとえようもなく禍々しい、生き物のような図形、強大な魔力の塊 さきほどの結界など、この魔法陣に比べれば子供騙しとさえ思える 「な……!? か、体が押し戻され、る――――」 あまりに強大な魔力が漏れているのか 強い風に押されるように、体がじりじりと下がっていく。 「キョン、離れて……! 宝具を使う気だよ、そこにじゃ巻き込まれる……!」 言って、こなたは俺を強引に引っ張った。 こなたは俺を庇いながら、高良の魔法陣と対峙する。 「逃げるつもり」 「……ふふ。マスターを守るのがサーヴァントの役割ですよ。私はマスターを連れて逃げるだけですよ それが気にくわないのなら追ってきなさい」 「もっとも―――これを見た後でも、貴方に戦う気迫が残っていればの話ですが」 ―――鼓動が聞こえる ぎちり、と肉をこじ開けるような音と共に、高良の髪が舞い上がり―― 轟音と閃光 回避できない…… 「熾天覆う七つの円《ロー・アイアス》冠――――!」 古泉の声 激突する光と盾 暴風と高熱を巻き散らす光 何処かより出現した七枚の花弁は対抗する 「あまり長くは保ちません、早く退避を」 とっさに教室へと飛び込んだ 吹き荒れる烈風に目を閉じる だが、目を閉じていようと否応なしに感じさせられた 通り過ぎていった白い何か 巨大な光の矢じみたものが、とてつもないスピードで廊下を駆け抜けていったのだと―――― 顔をあげると、そこにあるのは無惨な破壊の跡だった 国木田と高良の姿はない ……今の光は俺たちを狙ったものではなく、あくまでここから離脱する為だけの物だったらしい 「っ―――」 傷が痛む カチン、と頭の中で打ち付けられていた撃鉄が戻っていく 体を奔らせていた熱が、急速に冷めていく 「キョン……?」 問いかけも、もう聞こえない 最近こんなのばっかりだな 意識は、そのまま白い闇に落ちていった
https://w.atwiki.jp/tonesphere/pages/45.html
Video Game NORMAL HARD EXPERT LEVEL 7 8 10.5 Notes 383 367 579 Combo 629 697 698 Composer THB AlbumArt sta 原典 NEXT/'Re'Coding 難易度推移 ver.1.0 ver.1.1.3 rev5 ver.1.1.5 ver.1.2.6 NORMAL 6 7 HARD 9 9.5 7.5(新HARD) 8 EXPERT 9.5(旧HARD) 10.5 曲について 2011年に発表されたTHBのアルバム"NEXT"から収録された。 2014年に新規にレコーディングを行ったバージョンが" Re Coding"に収録されている。"STRLabel×Tone Sphere"には原曲(TS収録版)がDisc1に、この" Re Coding"版がDisc2に収録されている。 Ras氏によるリミックス、「Video game (Addiction mix)」がTHBのアルバム「Telescope」に収録されている。 アーティストについて THBは、関西を中心に活動している「”JAM-ELECTRO”バンド」。 STRLabelメンバーのTigerlily氏(THBでは「TOM」名義)がシンセ担当で参加している。 なお、THBは2015年7月5日をもって活動を休止している(詳細)。活動再開の予定はある模様。 THB公式サイト - site-THB 攻略・解説 各譜面の攻略に関する情報はこちらへお願いします。 名前 コメント コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/elvis/pages/1466.html
Critical Heart Disease In Infants And Children Ross M., M.D. UngerleiderPhilip J., M.D. SpevakWilliam J., M.D. GreeleyDuke E., M.D. CameronDavid G. Nichols Recent Advances and Issues in Oceanography (Oryx Frontiers of Science Series) C. Reid Nichols?David Larsen Porter?Robert G. Williams? Golden Hour Manual De Urgencias En Pediatria David G. Nichols Critical Heart Disease in Infants and Children David G. NicholsDuke E., M.D. Cameron Textbook of Pediatric Intensive Care Mark C. Rogers?David G. Nichols Chilton's Guide to Chassis Electronics and Power Accessories 1989-91, Asian Cars Trucks (Automobile Maintenance Repair Series) Chilton Book CompanyDean F. MorgantiniDavid H. Lee? Chilton's Import Emission Diagnosis and Service Manual With Vacuum Circuits Professional Mechanic's Edition John H. Weise?David H. Lee? Golden Hour The Handbook of Advanced Pediatric Life Support David G. NicholsMyron Yaster?Dorothy G. Lappe?James Buck? Golden Hour The Handbook of Advanced Pediatric Life Support (Year Book Handbooks) David G. NicholsJ. Alex Haller?Myron Yaster?Dorothy G. Lappe? Golden Hour David G. NicholsMyron Yaster?Dorothy G. Lappe?J.Alex Haller?Charles N. Paidas?Charles Schleien? Evaluating Training (The Competent Trainer's Toolkit) David G. Reay? Selecting Training Methods (The Competent Trainer's Toolkit) David G. Reay? Identifying Training Needs Finding Out What People Need to Know and Why (The Competent Trainer's Toolkit Series) David G. Reay? Psychiatric Implications (Clinical Insights) Stuart E. Nichols?David G. Ostrow? Understanding How People Learn (The Competent Trainer's Toolkit) David G. Reay? Ernie's War The Best of Ernie Pyle's World War II Dispatches (G K Hall Large Print Series) Ernie Pyle?David Nichols? Planning a Training Strategy (The Competent Trainer's Toolkit) David G. Reay? Understanding the Training Function (The Competent Trainer's Toolkit Series) David G. Reay? Implementing Training (The Competent Trainer's Toolkit) David G. Reay?